成り立ち
当初は水稲がメインで、米は直接販売していました。
新米ができると、10名くらいのお客様が我が家に来て、飲み食いしながら1年分の支払いをしていくということをしていました。
あるとき、野菜の収穫体験をしてもらったところ、皆様の笑顔と喜んでいる姿がとてもうれしくて、野菜作りを決心しました。
そのときキュウリをメインに栽培していたので、とっさに「胡瓜がメインの野菜農家=菜胡野家」という文字が浮かびました。また、皆様の和やかな笑顔を大切にしたいという思いから、読みは「菜胡野家=なごやか」としました。
これは、お客様はもとより、われわれ生産者も笑顔 (笑いが絶えない作り手) という意味もかねてます。
当農園は安心・安全はもとより、農産物の生産という考えより、食品業界の一員という考えかたで、日々努力しています。
安心・安全な農作物とは
私は、JGAP (Japan Good Agricultural Practice (日本の良い農業のやり方)) の指導員及び審査員も兼ねていて第三者の認証も受けていました。
農薬への考え方
完全有機栽培 (無農薬) や、自然農法など、各人の思いは多くあると思いますが、農薬は正しく使えば良いと考えています。
私は、毒劇物取り扱い責任者及び農薬管理指導士として、農家の方に接しています。無駄な農薬散布 (予防的な使用) をやめて、まずは耕種的防除 (物理学的に予防) 次に科学的防除 (農薬) の順に薦めています。単純に費用対効果の意味も大きいですが。
こだわりの栽培方法
当農園は、肥料は有機で減農薬栽培を行っています。やはり、いい作物は土壌からという考えははずすことは出来ません。
「じいじのお野菜が美味しい」と孫が言ってくれるのは励みになります。